祝日でも弁護士に遺産放棄のことをしっかりと相談できた

弁護士というと法律に強く、難しい案件を取り扱う専門の人というイメージがありました。きっと自分には関係がないし、これからも関わることはないだろうと思っていました。しかし、両親が亡くなったことで相続関係のことを調べていたとき、なんと借金があることがわかったのです。

相続するものはなく、借金だけはあるということを知って驚きました。どうしたらいいのかわからないので、思い切って弁護士に相談することにしました。

遺産放棄の手続きを弁護士に依頼した

弁護士というと裁判所などで依頼者のためにいろいろと話をする人というイメージがありました。しかし、実際は法律に関することなら大体のことを請け負っているということです。私もはじめて弁護士と話をするときに知ったのですが、離婚に強い人や相続放棄など財産に関することが得意な人など、弁護士によって多少違うということでした。

弁護士にも得手不得手があるので、まずはホームページや口コミなどで得意な人を探すといいということです。私が弁護士に依頼をしたのは「相続放棄の手続き」です。それまでごく普通に過ごしていたのに、まさか両親に借金があるとは思っていませんでした。

一人娘なので遺産を相続する手続きをしているときに気がつきました。遺産相続ではこのようなことも時々ある、というのは弁護士の言葉です。私が依頼した弁護士は相続関係のことが得意な人だったので、すぐに取り掛かってくれたのですが、遺産相続での借金トラブルというのはよくあるのだそうです。

親たちはやはり子供世代に迷惑をかけたくないと誰にも話していないという状態で、そのまま亡くなってしまい遺産相続でわかるというパターンです。

遺産放棄は3ヶ月以内にしなければいけない

親や親族の借金だから自分が支払わなければいけないのだろうか、と不安を感じる人もいますよね。私も借金はまとめて私が支払うものだと思っていました。ですが、弁護士いわく「保証人になっているわけでもない借金を支払う義務はない」ということでした。

もちろん例外がありますが、子供だからといって親が作った借金を背負わなくてもいいのだとはっきりと言われたときには安心できました。亡くなってから期間内に家庭裁判所で遺産放棄の手続きを行うことで、支払う義務をなくすことができます。

相続放棄とは、「亡くなった親や親族の法定相続人である本人が財産や負債を相続せずに放棄する」ことです。ほとんどの人が、負債を承継しないようにする、相続に関わりたくないといった理由で相続放棄の手続きを行っています。

相続放棄の手続きは3ヶ月という限られた期間しか行うことができません。必要な書類を揃えて裁判所に申立をする必要があるため、素人では時間ばかりかかってしまいます。ですからもし遺産放棄を希望しているというときは、早めに弁護士へ相談してみましょう。

遺産相続をしないときは弁護士に任せておけば安心

遺産放棄をすると決めたら、弁護士に依頼すれば安心です。借金について債権者からの問い合わせや請求があったとしても、自分で対応する必要がなくなるからです。「弁護士に話を通してください」といえばいいので、いろいろとわからないまま債務者のいうことを聞かなければいけないという事態を避けることができます。

実は何度か両親が亡くなってから債権者に電話をもらったことがあります。けれどどうしたらいいのかわからないので、下手なことを言えないと思って話を聞くだけにしていたのです。結果として、その対応は正しかったということです。

借金問題では相手が言ったことに納得して了承したりすると支払う意思があると判断される可能性もあります。そのため、おかしなことにならないうちにプロである弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士は祝日や休日などにも依頼を受けているところがたくさんあるので、一度時間を決めて相談をしてみるといいでしょう。

無用で相談を受けている弁護士は電話なら祝日でも関係なく対応しています。

弁護士と司法書士では相続放棄業務に違いがある

弁護士と同じく司法書士も相続放棄の手続きを行ってます。しかし、弁護士と司法書士が行う相続放棄業務には違いがあります。弁護士が行うのは「相続放棄手続きの代理」です。弁護士が依頼者の代理人として申立を行ったり、裁判所との連絡を行うだけではなく、債権者からの問い合わせがあったときには弁護士が対応します。

これは、「相続放棄の手続きを行っていること」「支払いをする意思はないので請求行為をしないように」という代理人としての対応を行うということです。自分では面倒なことをしなくていいのがいいです。手続きや申請をしたのに相続放棄が認められなかったというときでも、弁護士にその通知があるので期限である2週間以内に不服申立の手続きを行ってくれます。

一方、司法書士が行うのは「書類の作成」です。作成された書類は本人が裁判所へ提出することになります。そのため裁判所からの通知や電話なども本人にくるので忙しい人には大変です。また、依頼者の代わりに債権者に支払いの意思について確認したり、支払うように伝えたりはできません。

もし相続放棄が認められないと判断されたときにも、通知は本人に直接伝わります。ですから不服申立は期限である2週間以内に申立書を準備して自分で提出しなければいけないということです。

弁護士だけが代理をすることができる

難しい遺産相続の相談を祝日でもしっかりと対応してくれる弁護士ですが、遺産相続の放棄を考えている人は、弁護士を頼ることをおすすめします。弁護士だけが「相続放棄手続きの代理」を行うことが認められているので、忙しくてなかなか自分では対応することができないという人や、素人なのでどうしたらいいのかわからないという人でも大丈夫です。

弁護士は様々な業務で代理人として活躍しており、相続放棄をしたにも関わらずそのことを理解しない債権者への対処法なども的確にアドバイスをしてくれるので安心です。私が相談をした弁護士の方も祝日だったのにその当日に予約をして手続きについて説明をしてくれました。

祝日には対応していないという弁護士事務所もありますが、最近は祝日でも電話での無料相談のみをしているところもあるそうです。

私が相続放棄をしたことで親戚にいろいろと言われたこともありますが、そのときにも弁護士に相談したことですぐに対応してくれて、親戚も納得してくれました。

はじめは借金があるということがとてもショックでしたが、弁護士に任せたことで普通の日常生活をしているだけで放棄することができたので相談して良かったです。